2022年10月6日 「中陰日めくり」
大切なものを失う対象喪失における心的機序を解釈する際、いくつかの段階的な心の状態・プロセスを経て、最終的には「死の受容」へと至るというモデルを適用することが主流とされてきたが、ここ最近においてはこの「段階的なモデル」とは異なる視点をもつモデルも散見される。
後者のモデルの中には「死の受容」の中に「亡くなられた方との間に何かしらの繋がりを見つける(見つけ続ける)」という心的プロセスが含まれたものもあり、人それぞれに違いがあり、且つ複雑な悲嘆のプロセスが臨床研究により言語化・明確化されることは非常に重要であると考える。
- ※ 四十九日をお迎えするまでの期間、追悼する心に寄り添えるよう当寺では「中陰(四十九日)日めくり【~残された方の心に寄り添う~】」をご葬儀の際にお渡ししております。四十九日法要後、当寺にてお焚き上げをいたしますので、どうぞご持参ください。
合掌
乗誓寺総代世話人役員会